来たる2021年5月23日(日)、FP(ファイナンシャル・プランナー)3級を受けて来ました。
東京では新型コロナの変異株が猛威を振るう真っ最中。

緊急事態宣言が発令された都府県は中止になるかな…
と思っていましたが、決行のお知らせ。

これからFP試験を受けようと思ってるんだけど、
コロナ禍で試験会場の雰囲気ってどんな感じなんだろう?

日本FP協会のFP3級試験は1回3~4万人が受験するけど、
新型コロナの感染対策はしっかりとされてるんだろうか?
そんな方に向けた記事になっています。
いざFP3級の試験会場へ

学科試験は午前10時から始まります。
初めてのFP試験だったので、余裕をもって9時に到着しました。
会場は東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」西改札直結、ベルサール六本木グランドコンファレンスセンター。
駅から近いのは便利でありがたいですね。

ビルの中に入ると、見覚えのあるバナナが。

テレビ東京のマスコットキャラ、ナナナくんです。
そうです。今回の会場はテレビ東京と同じビルでした。

会場の9Fに向かうため、エレベーターに乗ります。

入り口にはアルコール除菌スプレーが設置されていました。

コロナな世の中、細やかな配慮がありがたいですね。
電車で人ごみのなか移動してきたので、手にシュッとさせて頂きました。
試験会場は550人規模の巨大会場!

会場の中に入ると掲示板が。
受験番号が5001番~5555番までとなっているので、約550人が集まる模様。
換気については1時間に5~6回程度、外気を取り込んで空気の循環を行っているとのことで、安心できます。

他にも感染対策に関する張り紙があり、
きちんと感染対策をしている印象を受けました。
予定外だったのが、入室開始時間が9時30分だったこと。
余裕をもって9時に来てしまったので、それまでロビーで待機することに。
座れる場所は限られており既に埋まっていたため、立って待たざるを得ませんでした。

私と同じように立って待っている方が50人近くいました。
試験開始30分前を目標に来るのが良かったです。
皆さんラストスパートとばかりに、参考書を開いて勉強されていました。
スマホをいじってる方はあまりいません。

私のようなWebサイトで勉強されている方は、
少数派なんですかね。
利用していたWebサイトはFP3級ドットコム。
5年分以上の過去問が収録されています。

コロナ関連書類の記載と会場アナウンス

試験会場の中はさすがに撮影は厳しいと思い、持ち帰ったものを自宅で撮りました。
まず試験監督から、健康状態等自己申告書というA4一枚の書類を記載するよう指示がありました。
しばらく待っていると問題用紙が配られ、試験官からアナウンスが。

問題用紙は持って帰ることができますが、答案用紙は持ち帰らないようにお願いします。
そんな人いる?と一人ツッコミをしつつ、試験に臨みました。
学科試験は開始60分後に退出可能

学科試験では、120分の試験時間で60問が出題されます。
退出可能時刻となる開始60分後、9割近い方が問題を解き終えて退出しようとしておりました。
ちょっとナンセンスと感じたのが、答案用紙の集め方。
巨大会場の一番前にいる1人の試験官が、おもむろに手を振っています。

私が回収しますので、答案用紙を持って私のところまで来てください。
その瞬間、答案用紙を提出するための長蛇の列が…

答案用紙を回収する試験官は複数人にして分散配置するか、
机に答案用紙を置いて退出させるなどの改善が必要と感じました。
答案用紙提出後も、帰りのエレベータ―待ちで再び長蛇の列が。

設備面では感染対策をしっかりされている印象はありましたが、
密になるタイミングが何度かありました。
心配な方は受験を控えた方がいいかも知れません。
実技試験は途中退出不可。再びエレベータ待ちで長蛇の列…

実技試験は13時30分から。
60分の試験時間で20問が出題されます。
13時くらいに着席し、午前中に記載した健康状態等自己申告書を再度記入。
ゆっくりと待ち、試験が開始。

これまでの過去問にない傾向の問題がいくつかあり、
時間いっぱいまで考えてしまいました。
途中退出不可で、終了後に試験官が回収に来てくれます。
そして再び、エレベータ待ちで長蛇の列が…

退室を促す時間をずらすなど、本気で考えた方がいいと思いました。
日本FP協会さん、試験環境のさらなる改善を願います!