昨年コロナが流行する直前くらいに、一人暮らしの贅沢ということでFUNAIの43型テレビを購入。
せっかく大型テレビをゲットしたということで、Amazonプライムに入って動画鑑賞を楽しんでいます。
Amazonプライムで「ヒカルの碁」を鑑賞


最近になって、「ヒカルの碁」のアニメ全75回がAmazonプライムで観られるようになったんですよね。
私は小学1年生から囲碁をやっていて、学生時代は3回全国優勝したことがあります。
と言えば聞こえはいいのですが、挑戦していたプロ試験は、学生タイトル保持者でありながら小学生に惨敗。

年齢制限のため、プロへの道は永遠に閉ざされました。
そんな私なので、「ヒカルの碁」でプロ試験を受けるヒカルは私の生き写しのような存在です。
現在はセキュリティエンジニアとして生計を立てることができており、家庭を持つことができたのですが、なぜプロになれなかったのか?と自問自答する日々が数年続いていいました。
そんな私だからこそ発信できる、ここ一番で勝負強さを発揮する人の特徴とは何か、執筆したいと思います。
勝負強さを発揮する人の特徴1:強くても謙虚である人

囲碁の世界ではスポーツとは違い、勝負に勝っても対局相手の前で素直に喜ぶことはしません。

強い人であるからこそ、何百局、何千局、何万局と大一番を経験し、負けた時の悔しさを身に染みて理解しています。
このため、自身が勝ったときは敗者を労る心が自然と身につくようになるのです。

例えば、囲碁のプロのタイトル7冠を達成した井山裕太さんは、あれだけの実力を持ちながら決して偉そうな態度を取ることはないので、あれだけの実力を持ちながら後輩にも慕われ、人望があります。
井山さんは別格なので例えが悪いかも知れませんが。
強ければ強いほど、謙虚な心が身についていくものです。
勝負強さを発揮する人の特徴2:信念を持ち、自分の考えを説明できる人


謙虚でありながら、自分自身が何を考えているのか筋の通った意見を言うことができる人が、人の上に立つことができると感じています。
それは、まだ発展途上の強さである時も同じです。
人に自分の考えが説明できる人は、頭の中が整理されているため、何が問題だったのか反省し、次の対局で生かすことができます。
そのサイクルを何度も繰り返すことで、揺るぎない信念が確立され、どんどんステップアップしていくことが可能となります。
勝負強さを発揮する人の特徴3:本当の敵は自分自身であると理解している人

プロ試験は鬼の住処とも呼ばれていて、棋力はもちろん大切です。
しかし精神力が脆いと自分自身を制御できなくなってしまい、自滅してしまう人が多くいます。
実際は重要な対局であればあるほど力んでしまい、自身を制御することは難しい。

自身の精神力の甘さで一局落としてしまった際は、その後も引きづってしまい連敗したのはいい経験になりました。
碁石だけを見て、老若男女どんな相手でも最善の一手を模索することで、最良の結果を得ることができるのです。
そのためには、地道に鍛錬を重ね、自信を身に付けることが何よりも大切です。
さいごに

プロになれず苦い経験をしておりますが、プロ試験で真剣勝負を何度も経験することで、一流の勝負師とはどのような人なのか肌で感じることができました。
自身の限界に挑戦できたことは、サラリーマンとして働く日々の中でも貴重な経験として生かすことができています。

これからは趣味として囲碁に取り組み、いつかはアマチュアで全国一となるのが密かな夢であります。