ブログのレスポンス速度が遅いと、良質なコンテンツを提供していても利用者が減ってしまうと聞いたことがあるワン。
しっかり対策を取りたいだワン。

こんな方に向けた記事となっております。
『Web幹事』さんではブログの表示速度が遅いと、以下のような機会損失があることを紹介しています。
・3秒以内に表示されないと、半数以上の訪問者が離脱??
web-kanji.com
・1秒の遅延で20%の売り上げ減??
・表示が遅いだけで検索結果順位が下がる??
ブログ運営における5点のアクセス高速化方法をご紹介します。
コンテンツの軽量化

画像ファイルを圧縮することでコンテンツサイズを小さくします。
WordPressを利用している方であれば、EWWW Image Optimizerという無料プラグインがあります。
現在のダウンロード数は80万以上、口コミ数871件となっており、人気のプラグインであることがわかります。

プラグインメニューでインストール・有効化した後は、メディアの一括最適化を選択します。

最適化されてない画像をスキャンするをクリックします。

最適化ができる画像がある場合はこのように表示されますので、クリックします。
設定としては以上です。
最適化した結果は、メディアのライブラリから確認できます。

この例では31.3%(21.2KB)を減少とあるので、画像サイズを31.3%分圧縮して小さくしてくれたことがわかります。
キャッシュ機能の利用

コンテンツサイズはそのままで、キャッシュ機能によってレスポンス速度の改善を試みます。
WordPressには以下のような様々な無料プラグインがあり、どれを使うべきかは使う人の好みに分かれます。
- WP Fastest Cache
- WP Super Cache
- W3 Total Cache



WP Fastest CacheとWP Super Cacheは設定がシンプルなので初心者向け、W3 Total Cacheは設定項目が豊富で細かいチューニングが可能なため上級者向けと言えるでしょう。
私は以下のような記事を見て、実際にはWP Fastest Cacheを導入しています。
いずれも有料級の内容となっているので、ご自身のブログに導入する際はぜひ参考にしてください。
https://tcd-theme.com/2018/07/how-to-use-wp-fastest-cache.html
https://techacademy.jp/magazine/3406
https://bazubu.com/w3-total-cache-23854.html
CDNの導入

WordPressのキャッシュ機能を利用するのではなく、キャッシュするための専用環境を新たに導入する対策となります。
CDNはContent Delivery Networkの略で、和訳するとコンテンツ配信ネットワークとなります。
コンテンツ配信ネットワークの実体はCDN業者のキャッシュサーバとなっており、代理でキャッシュサーバが一般利用者からの応答を返してくれるため、ブログのサーバ負荷を軽減できます。
CDNは有料サービスがほとんどですが、CloudFlareでは無料プランもあります。
私も以下の記事を参考に導入を検討していますので、実際に導入した際は改めてご紹介します。
ネットワーク転送量の追加

ネットワーク転送量の制限に引っかかっている場合があります。
さくらのレンタルサーバーを例に挙げると6種類の契約プランがあり、プランによって転送量が異なります。
通常の契約プランが80GB/日となっているので、もしこの制限に引っかかっている場合は上位の契約プランへの移行を検討する必要があります。
管理画面でポチポチしてそのままスペックアップできるレンタルサーバ業者もいると思いますが、上位スペックのサーバを新規で契約してコンテンツを移行する必要がある場合もあります。
ご自身で契約しているレンタルサーバのサービス内容を確認し、必要な移行方法を確認しましょう。
サーバスペックの強化

ブログ運営を始める際、スモールスタートにしようということで一番小さいスペックのサーバを選択したワン。

レンタルサーバ業者と契約時のした際に選択したサーバスペックが低かったということも考えられます。
心配な方はレンタルサーバの管理画面でサーバの負荷状況を確認することが出来る場合、是非確認してみましょう。
CPUやメモリが100%に近い状況であれば、サーバスペックが足りていないことが考えられます。
ネットワーク転送量の追加と同様ですが、レンタルサーバの契約プランを確認し、コンテンツの移行方法を確認しましょう。
WordPress高速化はSEO対策としても是非やってみたいワン!運営中のブログでどの対策が必要なのか早速検討してみるワン!
